Concert Pieces
パフォーマンス作品のほか、コンサート形式で発表する楽曲の作曲も行っています。もちろん基本的には、楽譜ではなくシンプルなルールにより作られています。
特に、正倉院復元楽器や箏、三味線、笙など邦楽器を扱った作品にも多く取り組み、時には視覚を用いずに音を紡ぎ出していく表現など、新たなアプローチに挑戦しています。
<作品リスト>
2017
「廻説楽-複数の笙のために-」 委嘱:Shogirls
「 すまひのしらべ-二台ピアノのために-」 委嘱:両国門天ホール
2016
「ポリリズム」-アンサンブルサモスココスversion 委嘱:アンサンブル・サモスココス
「春の色は見えねども- 三味線のために」 委嘱:本條秀慈郎
「 Metamorphosis - 複数の弦楽アンサンブルのために-」 委嘱:横浜みなとみらいホール
2015
「波の切れ間に風うたう瞬間(とき)」編成:天台聲明ソロ、三弦、ヴァイオリン 委嘱:コロンビア大学中世日本研究所
2014
「糸つむぎ- 視覚を用いないハープ独奏曲」 委嘱:日本作曲家協議会
2012
「闇の静寂に- 視覚を用いない十七弦箏独奏曲」 委嘱:吉澤延隆
「あいうえおのき」-レオ・レオニ絵本による音楽劇- 委嘱:むさしのQuintet
「Percussinications - 複数のスネアとシンバルのために- 委嘱:どってん博物館
2011
「mimesis - 複数の鍵盤ハーモニカのために」< 第6回JFC 作曲賞受賞>
「 風の雫- 箜篌、方響、笙のために」 委嘱:神奈川県民ホール
2010
「波紋II- 金属系打楽器、クラリネット、電子音と映像による-」演奏:NHK交響楽団
2006
「breath strati - 複数の女声のために 」<アルスエレクトロニカ2008 Honorary Mention受賞>
「Atmosphere - ミュージックコンクレート、テープ音楽 – 」<第二回デジタルミュージックコンテスト 審査員長特別賞受賞>
2004
「波紋 - 金属系打楽器、クラリネット、電子音と映像による-」<東京学芸大学 音楽科 卒業制作>