CCBT camp 「見えないルールの中で都市を取り戻す」
- Yasuno Miyauchi

- 8月12日
- 読了時間: 2分

8月10,11日と、CCBTのキャンプにファシリテーターとして参加しました。
若いクリエイターたちが、3日間の「キャンプ」と称する講習会を経て、グループワークでテーマに沿って作品作りをするという企画ですが、今回は津川恵理さんという建築家の方がプログラムディレクターで、「見えないルールの中で都市を取り戻す」というテーマの企画でした。
故に、建築、都市計画、まちづくりのようなテーマが強く、私のような音楽、パフォーマンスをベースにする者は、門外漢で大丈夫かしら?と思いましたが、あえて色々なバックグラウンドの方に参加してほしいと、津川さんからお話しいただき、参加させていただきました。
参加者の皆さんは、今回応募が70名以上もあった中で選ばれた24人ということもあってか、皆若いのにとっても優秀で頭が良く、それぞれ4人ずつ6つのグループで、皆違う、そしてどれも面白い着眼点で、渋谷公園通りという舞台をどう面白い空間へと変えていけるかのアイディアが活発に議論され、アウトプットに繋げていて、こちらもとても刺激になりました。
門外漢かと心配していましたが、私の担当したグループは、思いがけず音を用いた、そしてそれもとても優しい音のあり方で、音の響きが世界に耳を開き、他者の存在を優しく感じるような作品にたどり着いてくれて、とても嬉しかったです。
こんなに優秀な若い方達がいることは、本当に未来が明るく感じられましたし、彼らと共に制作に向かうことで、久しぶりに学生時代のグループ制作を思い出し、とても楽しい時間でした。
成果展示は今日から1週間ほど、渋谷公園通りのCCBTで開催されています。よろしければぜひ覗いてみてください♪
渋谷公園通りといえば、私はかつてトーキョーワンダーサイト渋谷で、何度も作品発表させていただき、賞をいただいたり、それをきっかけに活動が大きく開いていった思い出の地でもありますが、すっかりすでになくなってしまい、若い子たちに聞いても「トーキョーワンダーサイト」という名前すら通じず、時の流れを感じました。。
今はCCBTなどがそれに代わる、若者の活動の拠点になっているのだなとしみじみ感じながら、次世代への期待も高まっています。
次世代と関わり、彼らに継承していく活動にも、これからもっと関わっていけたらなと思った2日間でした。
CCBTのみなさま、ディレクターの津川さん、貴重な機会をありがとうございました!




